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図3.3−6TIS/GWS機器を搭載したコックピット

 

図3.3−6に、機器を搭載したコックピットの様子を示す。すでに米国では、25のエンルートモードSセンサーおよび118のターミナルモードSセンサーが国内のほとんどの地域をカバーしている(エンルート200NM、ターミナルl00NM)。モードSによるサービス提供はFAAによって無償で行われるため、運航者は低コストでサービスを受けることが可能である。今回のトライアルで、通信手段としてモードSによるデータリンクを採用した最大の理由はそこにあるといえる。
本システムの開発を行うのに15年の歳月を要した。開発機関は現在ならば5年に短縮することが可能であると考えている(AMTECH Inc.Prevost氏)。開発コストは大雑把には1,000,000〜2,000,000ドル程度である。ソフトウェア開発は、主ににMITのLincoln Labで行われた。Multifunction Display(MFD)はARNAV社製で、その中にSony製の3×4インチのディスプレイが埋め込まれている。モードSトランスポンダはBendix/KingKT70Xを使用している。ソフトウェアはPCMCIAカードに収められており、容易に取り替えが可能な設計となっている。また、装置の入れ替えも非常に容易に行うことができる。Prevost氏は打ち合わせの場で説明を行いつつ、新しいバージョンの機器の入れ替えを差し込みのみによって行っていた。トランスポンダ、プロセッサ、ディスプレイの合計価格は理化$9500、将来的には$4500〜5000程度になると考えているとのことである(Prevost氏)。TISサービスは初期導入の際に約700,000ドル要したが、モードSデータリンクサービス自体FAAが無償で提供するものであるため、それ以外に費用はかからない。GWSサービスは初期導人の際に約500,000ドルかかっただけでなく、ウェザーデ

 

 

 

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